こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。
今回はエコキュート、中でも三菱電機の製品についてその特徴や、ラインナップごとの機能比較などを紹介します。
三菱電機 エコキュートの特徴
家電メーカーとしての知名度が高く、安心感の持てる三菱電機。その三菱電機のエコキュートは、お天気リンクAIやホットりたーんで省エネに力を入れている点が特徴的です。
三菱電機ってどんなメーカー?
三菱電機グループは、皆さんもご存じの通り押しも押されぬトップ企業のひとつ。重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバイス、家庭電器などの製造・販売を行なっています。
三菱電機 エコキュートのこだわり
三菱電機のエコキュートの第一のこだわりは初めに述べた省エネに加え、「快適性」を追及していることが挙げられます。お湯を清潔に保つキラリユキープPLUS機能をはじめ、マイクロバブルのホットあわーや、高圧シャワーのハイパワー給湯など、家族みんなが毎日使うからこそ感じられる「気持ちのいいお風呂」を徹底的に追及しています。
三菱電機 エコキュートの便利な機能とは
それでは三菱電機が誇る、快適なお風呂のための独自機能をいくつか見ていきましょう!
キラリユキープ
人間の体には菌が常在しています。入浴することでこの菌がお風呂に入り込み、皮脂などをエサに少しずつ増殖していきます。もちろん時間がたてばたつほど、増殖してしまい、これがお風呂のにおいやにごりの原因になることも。
そんな悩みを解決するのが、「キラリユキープ」。
配管に菌のDNAに作用する深紫外線を照射できるUV-LEDユニットが搭載してあり、それが菌の増殖を抑制し、きれいなお湯をキープしています。
また、新機能キラリユキープPLUSでは、台所などに設置されたリモコンからもボタン一つで深紫外線照射を開始したり、時間を設定して照射することができるようになりました。
これで、時間がたってから家族がお風呂に入る場合や、残り湯をお洗濯に使うときも、清潔なお湯が使えるように!
ホットあわー
「よくあたたまったつもりでもお風呂を上がるとすぐに体が冷える」「お風呂上がりの乾燥が気になる」このような声にお答えするのが、三菱電機の独自機能「ホットあわー」です。
対応機種はボタンを押すだけで、通常の泡の約1/1000のごく微細なマイクロバブルが発生し、全身を心地よく包み込んでくれます。
三菱電機の試験では、ホットあわー入浴の場合は、通常入浴に比べ入浴後の皮膚表面温度が高く、湯冷めしにくいことがわかったそうですよ!
バブルおそうじ
「面倒なお風呂の配管掃除、なんとかならないかな?」「浴槽はお掃除しているけど配管までお手入れできていないな…」こういったお悩みには「バブルおそうじ」がお応えします。
微小な汚れを強力に吸着するマイクロバブルの性質を活かして、洗浄剤を使わずにふろ配管の皮脂汚れなどを自動洗浄する機能のことです。バブルおそうじは栓を抜いて、湯量が減ると自動でスタートします。
長く使う給湯機だからこそ、嬉しい機能というユーザーの喜びの声も。
ホットりたーん
「省エネのエコキュートだけどもっともっと省エネ出来ないのかな?」三菱電機の風呂熱回収機能「ホットりたーん」がその思いを実現します。
ホットりたーんは入浴後にリモコンのボタンを押すだけで、今までは捨てられていたまだ温かい残り湯の熱だけをタンクに戻して、わき上げに必要なエネルギーを節約する新機能。
(※タンク内のお湯と、浴槽内のお湯が混ざることはありません。)
お風呂の残り湯の熱を、風呂熱交換器を介して、貯湯タンク内の低温の水と熱交換し、貯湯タンク内の水を温めます。
さらに浴槽内のお湯が通る熱交換機まで「バブルおそうじ」機能できれいにするので、長く使っても熱回収率が落ちにくいのも重要なポイントです!
ハイパワー給湯
「二か所で同時に給湯するとシャワーの出が弱くなる…」三菱電機の「ハイパワー給湯」がそんなお悩みを解決します。
給湯出湯量に大きく影響するのが、貯湯ユニットからお湯を送り出す際の圧力。これを安定して高めるため、三菱電気のエコキュートには〈減圧弁設定圧力〉と〈圧力ロス抑制〉を施した独自構造が採用されています。
同じ三菱電機の高圧力型(減圧弁圧力 180kPa)とハイパワー給湯タイプ(減圧弁圧力 290kPa)を比較した試験では、出湯量約4L/分アップという結果も出ています。
おいそぎお湯はり
「忙しい毎日少しでもお風呂の準備時間を短くしたい」という声にお応えするのは、通常の湯はりより約25%時間短縮された「おいそぎお湯はり」。毎日のことだから、時短で便利さは格段にアップ。
パカっとハンドル
三菱のエコキュートには、2Lペットボトル×185本分もの水が貯水されています。
災害時の断水時にはこの水を生活用水として利用することができます。
新たに搭載された機能であるパカっとハンドルがあれば、ウォーターサーバーのように、貯められていた水を簡単に活用することができます。
以前は脚部カバーを外す手間などがあったことを考えるとこのパカッとハンドル搭載機種は利便性がアップしており、いざという時に本当に心強いですよね!
耐震クラスS
脚部に幅広のタフレッグを採用した「耐震クラスS対応」。標準機種のAシリーズから最上位機種のPシリーズまで耐震クラスS対応はばっちりです。
お天気リンクAI
「お天気リンクAI」とは家電製品をネットワークでつないでコントロールする三菱HEMSで、太陽光発電システムとエコキュートのかしこい連携を可能にする機能。
天気予報と過去の太陽光発電量実績をもとに、人工知能を用いて高い精度で太陽光発電量を予測して活用します。
お天気リンクEZ
「お天気リンクEZ」は、お天気リンクAより手軽に、少ない追加器材で、太陽光発電システムとの連携を行なう機能。天気予報の情報を取得し、翌日が晴れの予報なら夜間のわき上げを減らし、日中に太陽光発電の余剰電力を併用してわき上げを行います。
三菱HEMS
HRMSとはHome Energy Management System()ホーム・エネルギー・マネジメント・システムの頭文字を取った名称で、さまざまな家電製品をネットワークでつないで、エネルギーの「見える化」をしたり、状況に応じて機器をコントロールすることにより快適で省エネな暮らしを実現するシステムのこと。
三菱電機のエコキュートももちろん、三菱HEMSと連携して活用することができます。
それではここまで見てきた三菱電機エコキュートの機能がどの機種に搭載されているかを一覧で確認しましょう!
三菱電機 エコキュートの商品ラインナップ
それではここまで見てきた三菱電機エコキュートの機能がどの機種に搭載されているかを一覧で確認しましょう!
三菱電機のエコキュート機能対応表
Pシリーズの特長
Pシリーズは、三菱エコキュートのプレミアムグレードのシリーズ。「フルオートW追い炊き」「ホットりたーん」「ホットあわー」「キラリユキープPLUS」などなど、上記の機能対応表でも見られる通り、全部乗せの機種で、省エネ&快適性をとことん追及しています。
快適性の面では、マイクロバブルの効果で湯冷めしにくく、肌水分量アップ効果でうるおいが続く「ホットあわー」機能が搭載されているのは、Pシリーズだけ。
Sシリーズの特長
充実機能なハイグレードのSシリーズ。「ホットりたーん」「ホットあわー」こそ非搭載ですが、「キラリユキープPLUS」「バブルおそうじ」が個人的にはぐっとくる魅力的な機能でしたので、定価でみると5万~10万お手頃になるこちらはおすすめです。
ただし、業者さんによっては、上記のPシリーズを特価で出しているところもあり、PシリーズとSシリーズのお値段に大きな差がないことも。価格だけで選ぼうとする場合は、お値引き率などもチェックすることをお忘れなく。
Aシリーズの特長
シンプルベーシックがセールスポイントのAシリーズ。フルオートだけでなく、オートや給湯専用機種もそろっていますので、必要最小限の機能をリーズナブルに使いたい!というご家庭にはぴったりだと思います。
三菱電機 エコキュートの選び方
お宅にぴったりのエコキュートを選ぶ時に確認したいポイントをご説明します。
家族の人数から選ぶ
三菱エコキュートは、多彩なタンク容量をラインアップ。ご家族の人数とお湯のご使用量を目安に、ゆとりのある容量をお選びください。
給湯タイプから選ぶ
湯はりから保温・たし湯まですべて自動。お湯が冷めたら、ワンタッチで追いだきもお任せの自動風呂給湯タイプ。
湯はりだけ自動にしたい…。そんなご家族のためのオート(セミオート・エコオート・リーズナブルオートの呼称になることも)。入浴中の湯温・湯量調節等も簡単です。
湯はりは、蛇口から浴槽へお湯を落とし込む給湯専用タイプなら、おトクなエコキュートライフを満喫できます。
設置場所の確認
屋外設置、屋内設置をお選びいただけます。また、屋外でも設置スペースの余裕があるか、あまり場所を取ることができないかで、通常の角型タイプか薄型・コンパクトなどを選ぶことになります。
角型の方が年間給湯保温効率は良く、同じシリーズ名でもコンパクトタイプでは搭載機能が制限されることもありますので、スペースに余裕がある場合は通常の角型タイプがおすすめ。
屋内設置の場合は万が一の時の水漏れ防止機能エマージェンシーストップ<エマスト>が付いたものを選びましょう。
住まいの地域を確認
ご使用いただける最低気温を目安に、地域に合わせたタイプがあります。
一般地向け
真冬でも最低気温がマイナス10℃にならない地域なら、標準的な一般地仕様をお使いいただけます。
寒冷地向け
最低気温がマイナス25℃までなら寒冷地仕様をお選びください。
凍結防止ヒーター搭載で、安心してエコキュートがお使いいただけます。ただしマイナス25℃を下回る地域ではご使用になれませんのでご注意を。
海までの距離も確認が必要
海までの距離が近い場合、優れた防錆効果を発揮して、潮風をブロックする耐塩害仕様のものがおすすめ。ただし耐塩害仕様は受注生産になります。
おすすめ三菱電機 エコキュート
エコキュートの設置、交換工事の実績が豊富な棟梁ドットコムが、三菱電機からおすすめのエコキュートをセレクトしました。
フルオートダブル追いだき 370L SRT-W376 / フルオートダブル追いだき 460L SRT-W466
まずひとつ目は、シンプル&ベーシックでリーズナブルなSシリーズの三菱電機 エコキュートフルオートダブル追いだき!容量は460L、370L、300Lとあります。
湯はりから保温・たし湯まですべて自動。お湯が冷めたら、ワンタッチで追いだきもおまかせのフルオートに、〈マイルド〉&〈急速〉のWの追いだき機能をプラスで、いたれりつくせりの便利さ。
マイルド追いだきは一定の早さで追いだきをするため、入浴しながら温度を上げたい時など、やさしいあたため方に。お年寄りやお子さまのための思いやりモードです。
一方急速追いだきは、最大能力で一気に設定湯温まであたためるので、急いでいるときに大助かり。
エコキュート フルオートダブル追いだき SRT-P376B / 三菱電機 エコキュート フルオートダブル追いだき SRT-P466B
そしてもうひとつは、先に紹介した三菱の独自機能ほぼ全部乗せの三菱プレミアムのPシリーズから。
先項に紹介したW追いだき機能に加え、キラリユキープPLUS、ホットあわー、バブルおそうじ、パカッとハンドルなど機能満載!
※型番にUのついていないものにはハイパワー給湯機能はありません。
三菱電機 エコキュートの交換にかかる費用
新規設置の場合にかかる費用の相場について
仮にエコキュートを新しく設置する際にはいろいろな下準備や工事が必要になります。それぞれの設置場所の特性により、一概には言えないのが現状なのですが、いろいろな業者さんのサイトを見比べた限りでは、エコキュートの設置工事費用はおおよそ15万円~20万円といったところのようです。
交換の場合にかかる費用の相場について
交換業者さんによるエコキュートの交換費用はだいたい以下のような感じです。
エコキュート本体費用 ・・・ 20万円程度
取り換え工事(処分費込み) ・・・ 15万円程度
総額 ・・・ 35~50万円
最近はエコキュート本体も草創期に比べお手頃になってきたので、予算としては50万円くらいを想定しておけば良さそうです。
メーカー保証と延長保証
エコキュートを購入すると、一般的な電化製品と同じくメーカー保証が付いてきます。メーカー保証とは初期不良に対応するため、あらかじめメーカーによってつけられている保証のこと。メーカー保証は無料で、保証期間中は基本的に何度でも修理を受け付けてもらえます。
さらに、主要メーカーでは、有料で延長保証を提供しています。エコキュートの寿命はだいたい10年ということを考えると、延長保証にしたほうが結果的にお得になるケースも。
延長保証の費用や期間はメーカーにより異なりますので、購入機種が決まったら、延長保証についてもチェックしてみてくださいね!