こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。
地デジ放送を見るためにはアンテナ設置が必要です。
アンテナ工事は屋根の上など高い所での作業が多く、電波受信状況を調べるために専用の機器を用いたチェックが必須になりますので、実績のあるアンテナ工事業者さんに依頼する方がほとんどです。
アンテナ設置工事を依頼する場合、ほぼすべての業者さんから「一度現地調査を行ないましょう」という提案があると思います。
今回はその「現地調査」とは基本的にどういったものであるかを紹介します。
現地調査が必要な理由
そもそもどうして現地調査は必要なのでしょうか?
インターネット上にいろいろな情報が出回っている現代。自分でしっかり下調べして、「とりあえず地デジだけが見られればOK・新築のおしゃれな家だから外観重視で人気のデザインアンテナを設置したい・設置場所はやっぱり外観重視で外から見たときあまり目立たないベランダ側の壁にしたい・デザインアンテナの機種も壁色に合わせて決めた!」・・・というような状況の場合、「いちいち調査なんて何のために必要なんだろう?」と思いませんか?
「調査なんて必要ないから、わたし達の希望通りにササッと希望のアンテナを設置してくれたらいいのに・・・」とも。
でも待ってください。
アンテナ設置でもっとも大切なことは電波をしっかり受信できることなのです。
いくらおうちの壁色に合わせたコンパクトなデザインアンテナを、外観の邪魔にならない位置に設置出来たとしても、受信状況が悪く肝心のテレビ番組が十分に視聴できなければ元も子もありませんよね。
最悪の場合、設置しなおし、あるいはアンテナの買いなおし、などという事態にもなりかねません。
そうならないためにはやはり、専用の機器を用いて電波受信状況を確認しながら、最適な方角・場所に最適なアンテナを設置する必要があります。
おうちの外観重視でどうしてもデザインアンテナが良かったとしても、立地状況によっては受信感度で軍配の上がる八木式アンテナでなければテレビが見られないこともあり得るのです。
あるいはブースターの必要性の有無、ブースター設置が必要だとしてどの位置にどのようなブースターを設置するのが最適か、などの判断が求められることもあります。
素人では判断の難しいこれらの点についてプロの職人が現地で専用の機器を用いながら、方針を決定する、その作業こそが現地調査なのです。
現地調査でこんなことがわかります
もっとも大切で何より優先して調査するのは電波の状況です。
アンテナを設置する予定のポイントに実際にアンテナを持って上り、電波を受信してみて専用の機械をつなげ受信強度をを計測します。
この際、アンテナ本体の角度なども微妙に変えたりして、最適なポイントを探り出します。
電波の状況は天候などにもよって電波の強さは多少変化するため、その変化も想定に入れます。
その妥協を許さない調査はまさに職人技!
現地調査の所要時間は1時間程度かかります。
この調査の結果、
- 設置可能なアンテナの種類(八木式orデザインアンテナ)
- 設置候補場所
- ブースターの必要性(必要な場合はその種類と設置場所)
- だいたいの費用
がわかるのです。
もちろんお客さんのご要望にはできる限りお応えしたいので、調査の結果を目に見える形で一緒に検討しながら、結論を求めていきます。
丁寧でわかりやすい説明をしてくれる業者さんだと安心して相談できますので、対応に納得できるフィーリングの合う業者さんを選ぶことも大切です。
方針が決まったらお見積り
業者さんとの打ち合わせで、しっかりとした方針が決まったら、費用の見積もりを出してもらいましょう。
何でも任せっきりで、最後に高額な請求書を出されたら困りますよね。
しっかりと状況の説明をしてもらった上で納得の費用になるよう、わからない点はしっかり確認しておきましょう!
またテレビ何台で受信したいのか、BS・CSも視聴したいのか、など業者さん側からヒアリングされる項目もいくつかあります。
生活スタイルや家族構成などを考えて、どのようなテレビライフを送りたいのか、先に希望をまとめておくとよいかもしれません。
ちなみに費用の内訳はだいたい以下のような感じになるのではないでしょうか。
- 調査費用(無料のこともあります)
- アンテナ本体の費用
- ブースターやセパレータ・ケーブルなど追加で機器等が必要な場合はそれらの費用
- 設置工事費用
設置工事費用の中には、工事の際お宅を傷めないための養生の費用や、工事保証の費用が含まれているかもきちんと確認しましょう。
別費用として工事完了後に何やかや追加請求されたらガックリしますので、お見積り=最終的な合計費用というような明朗会計の業者さんを選ぶようにしてくださいね。
工事当日はこのような流れに
工事の方針が決定し、工事日も決まったら、あとは工事を待つのみです。
だいたいの場合1~2時間程度かけて、次のような手順でアンテナ設置工事は行なわれます。
- アンテナの組み立て設置
- 屋内への配線取り込み
- ブースター・分配器などの設置
- テレビの配線
- お客様と一緒に実際にテレビでの視聴確認
ちなみに・・・棟梁ドットコムの現地調査のポイントはココ
☑受信強度は十分か(50dB以上くらいが目安です)
☑電波のクオリティは安定しているか(BER値2.0E-4以下、MER値20dB以上が目安)
☑既存の分配器の位置確認(風呂場上の点検口など)と分配数の確認
☑ブースター用の電源コンセントの有無と位置確認(風呂場上の点検口など)
以上のチェック完了後、調査結果から以下のご提案を行ないます!
- アンテナの種類
- 設置位置
- 設置方法等
ご提案内容にご満足いただけたら、最終的な外観のイメージをお客様と共有します。