こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。
今回は、テレビを壁掛け設置するにはどういう工事が必要になるのか、どういう器具やテレビが必要なのか、など壁掛けテレビについて簡単にまとめてみました。
おしゃれなだけじゃない?壁掛けテレビのメリット
テレビはどんどん薄型に、そしてとても軽くなっています。また、デザインもすっきりとシンプルな構造になりました。
これまでのブラウン管テレビに代表される厚みのあるテレビはテレビ台などの上に設置するというのが一般的で、今でも多くの方がその方法をとっていると思います。
最近のテレビの薄さ・軽さに加え録画機能、インターネット接続機能など、周辺機器がなくとも1台で充分な機能を備えたテレビを見ていると、試してみたくなりませんか?壁掛けテレビ。
わたしはおしゃれなカフェなんかで壁掛けテレビを目にするたびに、お部屋の印象がスッキリしてぐっとスタイリッシュになるんだろうなぁとあこがれてしまいます。
テレビを壁掛けにするメリットは何といっても部屋がすっきりすることですが、そのほかにもこんな利点があるとわたしは思います。
- テレビ台の大きさにとらわれることなく大きなテレビが付けられる
- テレビ台に据え置くよりも高めの位置にセッティングできるので、定番のソファからだけでなく、ダイニングテーブルなどからも見やすい位置に設置可能
余談ですが、わたしのうちでは娘が3歳のころブロックでテレビの液晶を割られたことがあるため、子供の手が届かない高さに設置できることは魅力の一つです。 - 金具でテレビの背面を壁に固定するため、据え置きよりも地震に強い
それでは実際にこんなメリットいっぱいの壁掛けテレビを導入する場合、どのようなことに気を付けるべきなのかポイントを見ていきましょう!
壁掛けテレビ ポイント① テレビは対応している?
壁掛けにするためにはテレビの背面に、金具を取り付けるためのねじ穴が4点以上あるか確認することが必要です。ただ、この穴の配置が長方形になっているか正方形になっているか、などテレビやメーカによって規格が多少異なるため、ご自身では不安な場合は購入時に電気屋さんなどに確認するのが一番確実かもしれません。
また後で述べますが、壁掛けにするために必要な金具はテレビのメーカーが自社テレビ専用に作っている「純正の壁掛け金具」と、ある程度汎用性のある壁掛け金具があります。テレビ背面のねじ穴の位置や数、テレビ背面の凹凸により利用できる金具が限られてくることがありますので、テレビはもちろん金具も衝動買いしてしまわないよう気を付けましょう。
壁掛けテレビ ポイント② 金具はどうする?
壁掛け用の金具は、各テレビに合わせてメーカーが用意している「純正の壁掛け金具」と、ある程度汎用性のある壁掛け金具があります。価格は「純正の壁掛け金具」の方が少し高めですが、確実に取り付けることができるという安心感はありますよね。
ただ、純正品の場合は次にテレビを買い替えるときも、壁側に取り付けた金具をそのまま利用しようとすると、基本的に以降は同じメーカーのテレビを買う必要が出てきます。
汎用性の高い金具の場合は、壁掛けにしたいと考えているテレビとの適合を調べるのは大変な作業になります。工事を業者さんに依頼する場合は最適な金具を提案してもらえばOKなので楽ちん!。
また、ただ単に壁にテレビを取り付けるというだけでなく、上下の角度調整機能が付いたものが望ましいのか、それとも左右にも充分に首を振れる機能が必要なのか、あるいは薄さや配線の処理などスッキリを重視した物が良いのか、などニーズに合わせた金具をしっかりとチェックしてください。
壁掛けテレビ ポイント③ 壁の素材は?
ここもとても大切なポイントです。②の金具を選ぶ際に、壁の種類についても前もって調べておかなければなりません。
壁掛け用の金具はねじで壁に取り付ける物がほとんどです。つまりしっかりとねじ留めできる壁でないと、軽量化されたとはいえ、テレビをしっかりホールドすることができず、落下・破損などの事故も起こりかねません。
壁が木材の場合、(厚さにもよりますが)ねじはしっかり留まりますので、希望の位置に設置できる可能性が高いといえます。
壁が石膏ボードの場合、石膏部分にはねじは留まりませんので壁裏に走っている柱を探してネジを打つ必要があります。ただしこの柱探しは素人にはなかなか難易度の高い作業です。わたしたち夫婦も以前DIYの飾り棚を壁に取り付けたとき、よく職人さんがやっている「コンコン!」ってやつを試したことがありますが、まったくわかりませんでした(笑)。確実に柱を探すには専用の壁裏探知器が必要です。
おしゃれな漆喰などの土壁も石膏ボードと同様で、壁自体にはねじは留まりませんので、壁裏の木材部分を探す必要があります。
ただ、壁裏の柱にピンポイントで取り付けるとすると希望していた位置にピッタリ設置するということは難しくなります。
また、コンクリート壁・タイル壁も一筋縄ではねじは留まりません。
このようなタイプの壁の場合は基本的にプロの知恵と技が必須になりますのでご注意を!
壁掛けテレビ ポイント④ DIYできる?
今回もわたしが一番気になったのはここでした。
実はわたしの家はリフォームの際、業者さんの心配りで、テレビ設置予定の箇所は木材の壁にしていただき、割と高い位置に電源&アンテナのコンセントまで用意してもらっていました。そのためやろうと思えばDIYでも壁掛け金具の設置は可能です。ですがそのような用意がないお宅の場合DIYでテレビの壁掛けを実現しようとするなら、適合する金具の選定、壁の状態に合わせた施工、もちろん落下などの事故が起こらない強度での設置などのかなりのめんどくさい作業が待っています・・・。
適当な場所にネジを打ち込んだりして、大切な壁やタイルを割ったり崩したりする危険性もあり、業者さんに頼むと費用が高いかもと思ってDIYを選択したのに、結果的に高くつく可能性もありますので、早い段階で一度業者さんのアドバイスを受けてみるのもありだと思います。
壁掛けテレビ ポイント⑤ 費用は結局どのくらい?
取り付け金具の費用
金具の費用はテレビのサイズや機能により幅があり、、8,000円~50,000円程度。もちろん価格は二の次で、「適合」と「機能(首の動きなど)」を基準に選ぶ必要がありますので、一概にいくら以内で実現可能とご案内するのは難しいところですが、だいたいの目安としてお考えください。
工具の費用
DIYで取り付けをお考えの場合、ある程度の工具がないと作業自体ままならないと思います。電動ドライバーは5,000円程度~、壁裏センサーは3,000円程度~と考えてください。もちろんこれらの工具はピンキリですがあまり廉価なものを購入して結局使えなかった・・・というようなことにならないようご注意を!
さらに、うまく設置ができず落下などの事故が起こった場合や壁を傷めてしまった場合も自己責任だということを肝に銘じておく必要があります…。
業者さんに依頼する場合の費用
業者さんに取り付けを依頼する場合は工事費が必要です。もちろん取りつける状況により幅はありますがだいたい50,000円程度~でしょうか。ちなみに、この金額には金具の料金も含まれています。
工事費用は意外とお手頃だな、と思いました。DIYでの失敗の可能性も考えると、どうしても自分でチャレンジしたいのでなければまずは業者さんに尋ねてみてもいいかもしれませんね。
さらに見積もりは無料で行なってくれる業者さんがほとんど!
コンセントの増設や壁の補強など追加工事が必要な場合はオプションとなることがありますので、気になる場合は、まず問い合わせて、壁の状態や設置したいテレビを見てもらい、より正確な見積もりを出してもらいましょう!
壁掛けテレビ ポイント⑥ 業者さん?DIY?
テレビの壁掛けを施工している業者とは?
壁にテレビを設置するには、壁の補強やコンセントの増設、配線の処理などが必要になる場合があります。そのため、これらの工事が可能な業者さんを選ぶ必要があります。
業者さんに依頼する場合は、テレビの壁掛け工事を請け負っているかどうか、きちんと確認してください。
DIYと業者さん依頼ではどちらがおすすめ?
先にも述べましたが、わたしの家の場合はそもそも壁掛けテレビをDIYする可能性を考えてもらって工務店に「木の壁」を用意してもらっています。
しかし、壁の種類がよくわからない場合や壁を傷めるわけにはいかない賃貸のお宅の場合は、業者さんにまず無料の見積もりをお願いすることをおすすめします。