こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。
今回はビルトインガスコンロの天板(トッププレート)の素材についてその種類と特徴をまとめてみました!
ガスコンロ交換の際、参考にしていただけたらと思います。
ガスコンロの天板はまずサイズで選びましょう
ガスコンロの天板の話・・・となると「ガラストップはやっぱりキレイよね」などと素材について盛り上がりたいところですが、ちょっと待ってくださいね。
天板には素材の前に重要な選択ポイントがあるのです。
それはサイズ。
ビルトインコンロの天板には、60cmと75cmの2つのサイズあります。ただし本体(調理台の下に埋め込まれる部分)のサイズはどちらも同じです。つまり天板サイズは調理スペースの広さとのかねあいを考えて選ぶことになります。
60cm天板の場合は、コンロの天板がコンパクトなので調理スペースを広く確保することができます。一方75cm天板の場合は、天板の左右やバーナー間にゆとりがあり、左右コンロを同時に使う際には隣の鍋との距離が取れるため、作業しやすくなるなどそれぞれにポイントがありますので、ご自宅のキッチンの広さや、調理の際の動きなどを想定して選びましょう。
交換の場合は基本的に以前のものと同じサイズにしたほうが調理動線が変わらないのでオススメです。
ちなみにその価格差は5,000円程度で、60cmから75cmへサイズアップする場合は、その分、調理スペースが15cm狭くなります。
75cmから60cmへサイズダウンする場合に気を付けたいのが元の天板の跡。
業者さんによってはこの跡を掃除でキレイにしてくれたりといったサービスもあるので交換依頼の際に確認してみるといいでしょう。
天板の種類は6種類
メーカーにより呼称が違ったりするため、すこしややこしく感じられるかもしれませんが、ビルトインガスコンロの天板素材は以下の6種類。
- ガラストップ
- ガラスコート(強化ホーロー)
- ホーロー
- フッ素コート
- アルミ
- ステンレス
それではそれぞれの特徴を順にみていきましょう!
最後に一覧表にもまとめていますので、パッと見くらべたい方はそちらも参考にしてください。
1.ガラストップ
現在人気ナンバーワンのガラストップは、硬質ホーローに強化ガラスコーティングを施したフラットな天板です。
ガラス特有の鏡面のような光沢と透明感が美しく高級感があります。強化ガラス製なので衝撃や熱にも強く、煮こぼれや油ハネは焦げ付きにくくお手入れも簡単。
ただし、一点に強い衝撃がかかるような状況ではまれにヒビが入ったり、割れたりすることもあります。
たとえばレンジフードをお掃除しようと、大人がコンロの真ん中に体重をかけてしまった・・・中身が入った重い鍋を高い位置から落としてしまった・・・などのケースです。
2.ガラスコート(強化ホーロー)
ガラストップと混同しそうな名前のこちら、ホーローの上からさらにガラス質のコーティングを施した天板のこと。カラーバリエーションも豊富で、ホーローよりも機能性・デザイン性がよく、ガラストップよりも安価という良いとこどりの天板かもしれません。
ガラストップほど透明感はありませんが、表面は光沢がありつやつやとした質感です。
清掃性はガラストップと並んで高く、使用後にさっと水拭きしておくと、簡単にきれいになります。
ちなみにガラスコートは各メーカーで呼称が異なりますのでどれがガラスコートなのか分からない方は業者さんに尋ねてみてくださいね。
3.ホーロー
ホーロー製のお鍋などと同じ鋼板にガラス質のコ釉薬でコーティングが施した天板です。ホーロー天板は比較的値段が安く、気軽に交換できる価格帯の製品かもしれません。
カラーバリエーションはほとんどなく、黒や白の製品になります。
丈夫で衝撃に強いのですが、耐久性はあまり高くなく使用年数を重ねると表面塗装がはがれ、錆びが発生することがあります。
4.フッ素コート
鉄板にフッ素のコーティングが施された天板です。フッ素は油汚れを強力に弾くため、お手入れはお料理の後にさっと拭き取るだけでもOK。ただこちらも耐久性はあまり高くなく、たわしやクレンザーは厳禁。また経年劣化でフッ素コートが剥がれてしまうと錆が生じやすくなります。
価格帯は安くお手頃でしたが、最近はホーローやガラスコートに押され気味で、生産が減ってきているようです。
5.アルミ
アルミ削り出しタイプの天板で、熱伝導が高く熱の分散が早いため、汚れがこげ付きにくいのが特長です。メタリックな質感がクールでおしゃれなコンロです。まだ普及はすくないので個性的なキッチンを持ちたい方にはおすすめ。
削り出しの厚いアルミ素材ですので、強い衝撃を加えても割れる心配はありません。
6.ステンレス
ステンレスでできた天板のコンロです、主に業務用として使用されていましたが、ここ数年で家庭用モデルが製造販売されるようになりました。頑丈なので、お手入れではピカピカに磨き上げることもでき、長期的に使うことで独特の味わいが出てきます。錆に対しても、非常に強い耐性があります。熱による変色や小傷が出てきますが、それも味のひとつとして長く使い続けたい方におすすめの天板素材です。
まとめ
でも、なかなか決定できないことってありますよね。そういうときはやはりプロのアドバイス!
自分ではこのコンロが良いと思うけど、実際のところどうなんだろう?
そもそも交換のタイミングがよくわからない。
そんな時はお気軽に棟梁ドットコムへご相談ください。
長年のサービス運営と豊富な施工実績による経験で、ぴったりなガスコンロを提案します。