毎日使う給湯器ですが、給湯器について詳しく知っている方は少ないと思います。
そのため、故障や不具合による交換が必要になった場合、どの給湯器を選べばいいのか迷っている方も多いでしょう。
給湯器には「号数」というものがあり、選ぶときには、まずはこの号数で選ぶようにします。
号数で選ぶというのはどのようなことかと言うと、水温25度のお湯が1分間にどのくらい出るのかで号数が変わってきます。
号数の数値が大きければ大きいほど一度にたくさんのお湯を使うことができます。
10号、16号、20号、24号、28号の種類があります。
ただ、水温というのは気温によって左右されてしまうものです。
そのため、夏と冬では出すことのできるお湯の量が変わることはあらかじめ覚えておきましょう。
給湯器を選ぶときには冬場を想定して号数を決定するようとよいでしょう。
また、家族の人数によっても選び方が変わってきます。
例えば家族の誰かがシャワーを使っているときにキッチンで洗い物をすると、シャワーの勢いが急に弱くなったりすることがあります。
給湯器は一度に出すことのできるお湯の量に限界があるので、別のところでお湯を使用するとその分水量が弱くなってしまいます。
このような不便を無くすためには、家族の人数に合わせて給湯器の号数を決定します・。
1～3人家族は10号か16号、2～4人家族なら20号、4人以上であれば24号、3カ所で同時に給湯する場合は28号を目安に使用するといいでしょう。
このように、給湯器を選ぶときには家族の人数と同時にどのくらいのお湯が必要になるのかをきちんと考える必要があります。
実際にどの号数にすればいいのか分からないときには、業者と相談して購入することをおすすめします。給湯器というのはずっと使用するものなので、安易に決めてしまうと後悔することになるので気をつけましょう。
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