長府エコキュート購入ガイド:特徴と費用相場を詳しく解説

こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。

リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。

今回は長府のエコキュートについてその特徴や、ラインナップごとの機能比較などを紹介します。

長府とはどんなメーカー?

製品についているロゴマークはCHOFUですが、正式名称は株式会社長府製作所といいます。本社は山口県で、1954年に農機具メーカーとしてスタートしました。その後、乾燥機用石油バーナーの開発をきっかけに、住宅設備機器分野へ進出。

とくに石油給湯器はトップシェアを獲得するまでに成長、さらにバス・キッチン、空調・暖房機器など多彩な商品展開により、住宅設備機器総合メーカーへと発展しています。

給湯に関しては、トップシェアを誇る石油給湯器のほかにもガス給湯器、電気温水器、そして今回ご紹介するエコキュートなど、豊富な製品ラインアップを持ち、長府製作所の2023年12月期連結決算の報告によると給湯機器の売上は、41%を占めています。

長府のエコキュートその特長

長府のエコキュートの特長は「暮らしを守る安心設計」「省エネ」「快適」「選べるリモコン」などが挙げられます。

震度7相当に耐える耐震設計

長府のエコキュートは、貯湯ユニットの低重心化や固定脚の見直しによって、震度7相当および耐震クラスS対応の地震に耐える安心設計です。

停電時でもお湯が使える

災害等による停電時でも、貯湯ユニット内に残っているお湯を停電前の設定温度に近い温度でシャワーや蛇口から使用できます。

断水で困った時も貯湯ユニットのお湯(水)が使用可能

断水によって蛇口からお湯(水)が出せなくなってしまった時、かんたんなバルブ操作で貯湯ユニットのお湯(水)を取り出せます。さらに非常用水栓を設置すれば、断水した時に貯湯ユニットのお湯(水)を使用することができます。

ecoとく

今まで捨てられていた浴そうの残り湯の熱を貯湯タンクに回収します。

貯湯にユニット内で、残り湯とタンクの水を循環させ、熱交換を行うことで、新しいお湯をつくるためのエネルギーを節約してくれます。

ちなみに「ecoとく」によって回収された熱量は、湯はりの回数に換算され、グラフでリモコンに表示されるので、お得感を実感できるといううれしい機能があります!

ちょっとしたゲーム感覚でエコを楽しめそうです(笑)。

沸き増し停止機能

早めに入浴が終わった時などに設定すると、電気代の高めな昼間時間帯の沸き上げを停止してお得な夜間に運転し、電気代の節約を実現します。

また、旅行などでお湯を使用しない時は、任意の日数(1日~30日)沸き上げを行わないように簡単に設定できます。

高圧パワー給湯

2階や3階の浴室でも勢いある快適なシャワーと給湯を実現する給水圧力300kPaの「高圧パワー給湯」!

「高圧パワー給湯」で、シャワーと台所の2ヵ所同時に使用しても勢いのあるお湯が使用でき、すばやいお湯はりも可能に。

マイクロバブル浴

専用リモコン・循環アダプターの取り付けが必要ですが、20マイクロメートルという微細な気泡がお湯とともに噴出する「マイクロバブル浴」も長府のおすすめ機能のひとつ!

「マイクロバブル浴」では、浴そう内にお湯の流れを生み出し、皮膚表面のぬるくなったお湯を取り除き、細かな気泡を含んだあたたかいお湯でお肌をさするように包み込み温浴効果を保ちます。

お湯本来の効果で手足の先まで血の巡りをキープ、カラダの芯まであたたまるので、短めの入浴時間でも湯冷めしにくく、おふろ上がり後も快適です。

選べるリモコン

くっきり見やすいカラー液晶画面。スマートフォンで操作できる無線LAN対応タッチパネルリモコン。

浴室と台所で会話ができ、年配の方でも見やすく操作しやすいはっきりとした表示画面が特長のインターホンリモコン。

一目でわかる大きなボタンがシンプルで使いやすい、音声リモコンなどお子様からご年配の方まで家族みんなの「使いやすい!」を考えたリモコンも長府のエコキュートのポイントです。

長府のエコキュートラインナップ

それでは長府エコキュートラインナップを見てみましょう!

おすすめの機種

プレミアムモデルEHP-3704BZPS

ひとつ目のおすすめ機種は、年間給湯保温効率4.0を達成し、すべての快適機能を搭載した「ecoとくフルオートプレミアムモデル」。お湯はりから足し湯まですべておまかせのフルオートモデル。先に紹介した今まで捨てられていた浴そうの残り湯の熱を貯湯タンクに回収して、無理なくムダなく節約する「ecoとく」、最高使用圧力300kPaの高圧力パワフル給湯にも対応しています。またマイクロバブル用循環アダプターを付けるとマイクロバブル浴も!

こちらの型番のタンク容量は、370 Lで3 ~ 5 人用。460 Lの4 ~ 7 人用もあります。

減災対応のEHP-3704AX-H

次におすすめしたいのは、貯湯ユニット内の主要部品を設置面から1m以上の高さに配置することで床上浸水による機器への影響を軽減した減災対応のフルオート機種。

こちらもマイクロバブル用循環アダプターを付けるとマイクロバブル浴に対応することができます。

こちらの型番は、スリム型でタンク容量は、370 Lで3 ~ 5 人用。角型タイプでタンク容量460 Lの4 ~ 7 人用もあります。

2025年省エネ基準達成のEHP-3704AS

最後にお手頃にエコキュートを導入したいお宅におすすめなのは、お湯はりがお任せできる給湯専用の新機種。給湯専用で年間給湯保温効率3.5と好成績の機種で、メーカーのサイトでは、浴槽穴あけ工事が不要で、従来の給湯機からエコキュートへの交換におすすめされています。

エコキュートの選び方

お宅にぴったりのエコキュートを選ぶ時に確認したいポイントをご説明します。

家族の人数から選ぶ

ご家族の人数や日頃のお湯のご使用量等を考えて、タンク容量をお選びください。

給湯タイプから選ぶ

お湯はり方法で機種を絞っていくこともできます。選べる方法は次の4種類。

浴そうのお湯はりから保温、たし湯まで自動的に行い、さらに残り湯の「熱」を有効活用ecoとくフルオート。

浴そうのお湯はりから保温、たし湯まで自動的に行うフルオート。

お湯はりは自動で、足し湯や追い炊きはスイッチを押すだけでで実現するオート。

お湯はりのみ自動で行う給湯専用。

設置場所の確認

長府のエコキュートは、設置スペースに合わせて3つのタイプが用意されています。設置状況やスペースに応じて、薄型、スリム型、角型から選べます。

薄型は460L・370L、スリム型は 370L・310L、角型は550L・460L・370Lの容量が選択できます。

また、井戸水対応モデルであれば井戸水や硬度の高い水道水でもエコキュートを使うことができます!長府の井戸水対応モデルは、交換不要の特殊システムで水中に含まれる石灰成分などの配管への付着を抑制し、配管や熱交換器のつまりの元となる水中に含まれる石灰成分などの配管内部への付着を抑制するため、従来のフィルターによって水を浄化する浄水器型とは異なり、ランニングコストゼロでメンテナンスフリーです。

住まいの地域を確認

ご使用いただける最低気温を目安に、地域に合わせたタイプがあります。長府のエコキュートは、一般地はもちろん、塩害地域や寒冷地も特別仕様が用意されています。

一般地向け

真冬でも最低外気温がマイナス10℃にならない地域で、標準的な仕様。

寒冷地向け

最低外気温がマイナス25℃までの地域に設置可能な仕様。寒冷地はもちろん、冬期の外気温が低くなる一般地にもおすすめです。

塩害地向け

一般地仕様地域内の臨海地域におすすめ。優れた防錆・防腐処理で潮風からヒートポンプユニットを守ります。

交換や設置にかかる費用について

長府のエコキュートの希望小売価格の相場は90〜130万円。ですが交換専門業者さんに頼むと本体もお得なお値段になった工事費込みのセット価格が設定されていることがあります。

新規の設置

エコキュートを新しく設置する際には基礎工事・電気工事・配管工事などのいろいろな下準備や工事が必要になります。それぞれの設置場所の特性により、一概には言えないのが現状なのですが、いろいろな業者さんのサイトを見比べた限りでは、エコキュートの設置工事費用はおおよそ15万円〜40万円といったところのようです。

交換の場合

交換業者さんによるエコキュートの交換費用はだいたい以下のような感じです。

  • エコキュート本体費用 ・・・25~50万円程度(定価は100万円~)
  • 取り換え工事(処分費込み) ・・・ 15~20万円程度
  • 総額 ・・・ 40~60万円

専門業者さんを介すると、メーカー希望小売価格が100万円越えのハイグレードの機種も割引価格で購入できる場合もあるようです!

エコキュートの買い替え、交換工事はエコキュートの棟梁へ