交換前に確認しておきたい、ダイキン エコキュートの特徴や機能と選び方

こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。

リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。

給湯設備を交換したい。あるいは新築で給湯設備を検討中の皆さま、家計にやさしくなおかつ自然環境にもやさしいと評判のエコキュート。

今回はそのメジャーなメーカーのひとつであるダイキンのエコキュートについて紹介していきます。

ダイキン エコキュートの特徴

エコキュートを提供しているメーカーで主だったものはパナソニック・三菱電機・ダイキン・コロナ・東芝・日立の6社。リフォーム産業新聞の調べによると、パナソニック・三菱電機・ダイキン工業が3強という結果になっています。その中でもダイキンはヒートポンプ技術で空調業界をリードし、製品づくりを行っているメーカーです。

ダイキンってどんなメーカー?

90年以上の歴史をもつ日本トップクラスのメーカーで、特に空調分野に力を入れています。1951年に日本初のパッケージ形エアコンを開発して以来、ヒートポンプ技術に取り組み続け、1985年には、ヒートポンプでお湯も沸かせる「トリオシステム」を開発しました。これがいわゆるエコキュートの「前身」。つまりダイキンはエコキュートのパイオニアなのです!

現在でも空調事業を始め、フッ素化学製品や換気事業、フィルタ事業などさまざまな分野でシェアを伸ばしており、日本を代表するリーディングカンパニーの一つです。

ダイキン エコキュートのこだわり

ダイキンは腐食劣化を防ぐため、ステンレスの中でも耐久性の高い高品質な素材を採用。貯湯ユニット内配管をすべてステンレス化し、耐腐食性の向上を実現しています。また、詰まりにくい構造を採用することで全機種が井戸水に対応していたり、株式会社バスクリンのにごり湯タイプの入浴剤が使用できるという特徴があります。

さらにヒートポンプユニットを商品化しているため、ヒートポンプユニットが故障した場合、ほかのメーカーだと貯湯ユニットまで一式交換しなければならないところをヒートポンプユニットのみを交換することが可能となっています。

加えて圧縮機の強度が高いことも特徴で、ダイキンのパワフル高圧タイプは水圧が320kPaと業界トップクラスの給湯圧力。

このようにダイキンのエコキュートは業界でもトップクラスの性能・品質だといえます。

ダイキン エコキュートの便利な機能とは

高性能・高品質なダイキンのエコキュートの具体的な機能をいくつか紹介します!

ウルトラファインバブル入浴

0.001ミリ未満の微細な泡が浴槽内部に充満することで、温浴効果・美肌効果・洗浄効果が期待できる機能です。

微細な泡で身体の芯までポカポカと温まり、湯冷めしにくくなる温浴効果に加え、細かいバブルが角質層まで浸透して肌に潤いを与え、さらに弾ける微細バブルがしわや毛穴の間に挟まった汚れもスッキリと落とすため美肌効果も。また、残り湯をお洗濯やお風呂掃除に用いると汚れが落ちやすくなるという調査結果も出ています。

ちなみに、こちらの機能はオプションになりますので、希望する場合はオプション追加をお忘れなく!

パワフル高圧給湯

320kPaという業界トップクラスの高圧給湯で、3階でのパワフルシャワーはもちろん、お風呂とキッチンの2ヶ所同時給湯も快適です。

約180リットルのお湯はりも、1階なら約11〜14分あればOK。

温浴タイム

好みの湯温が簡単に選べて温度を一定に保つ温浴タイム機能。

浴そうのお湯を循環させているため、配管内の冷めたお湯が流れ込むことによる不快感などなく、ムラなく「あつめ」「ぬるめ」などの設定温度にお風呂をキープします。

「今日はゆっくりぬるめのお風呂につかりたいな~!」なんていうときに重宝しますよね。

ツイン給湯

ツイン給湯機能で、台所と浴そうで、異なる温度設定ができるので、例えば40℃の高温でお湯はりをしながら、台所での洗い物は人肌に心地よい38℃での給湯が実現できます。

昼間シフト

お湯を沸き上げる時刻を昼間に設定できる機能。通常エコキュートは使用するお湯を夜間に沸かしますが、ダイキンの昼間シフト機能を使えば昼間に太陽光発電の余剰電力を利用して、お湯を沸かすことができます。

ダイキン エコキュートの商品ラインナップ

ダイキンのエコキュートをタイプ別にラインナップしてみました!

フルオートタイプ

ボタンひとつですべておまかせ全自動のフルオートタイプ。自動的に追いだきや、高温たし湯を行ないます。(ボタンでの操作も可能。)

ダイキンのフルオートタイプはZEH住宅におすすめのXシリーズと通常シリーズがあり、そのどちらにも角型と省スペースな薄型がラインナップされています。

またパワフル高圧給湯機能のないEQN46/37WFVもあります。

いずれもタンクの大きさは、4~7人向け460Lのものと3~5人向けの370Lの2パターン。

オートタイプ

ボタンで設定した湯量・湯温でお湯はりを行ないます。ボタン操作でたし湯や、高温たし湯ができます。

ダイキンのオートタイプは、パワフル高圧給湯機能のついた角型1機種のみ。タンクの大きさは、4~7人向け460Lのものと3~5人向けの370Lの2パターンがあります。

給湯専用らくタイプ

じゃ口から給湯するシンプルな給湯専用。設定湯量に達したら音声で案内があります。

ダイキンの給湯専用タイプは、パワフル高圧給湯機能のあるなしを選べる2機種があります。形状は角型のみです。タンクの大きさは、4~7人向け460Lのものと3~5人向けの370Lの2パターンがあります。

ダイキン エコキュートの選び方

シンプルでわかりやすいダイキンエコキュートのラインナップから、お宅に合う機種を選ぶ場合、次のようなポイントをチェックして選びましょう。

家族の人数から選ぶ

まずは家族人数や構成からタンクの容量を選びます。ダイキンのエコキュートは全機種、4~7人向け460Lのものと3~5人向けの370Lの2パターンとなっていますので、選びやすいですよね。それぞれの容量のお湯が使える量と、平均的なお湯の使用量は以下の通り。

使用可能湯量のめやす(42℃のお湯が使える量)

370リットルタイプの場合・・・約650リットル

460リットルタイプの場合・・・約850リットル

給湯使用量のめやす(42℃のお湯の場合)

お風呂 湯はり・・・・・・約180リットル/回

シャワー・・・・・・・・・・・80~100リットル/回 (約7~8分使用)

洗い物・洗面・手洗い・・・・30リットル/人・日

給湯タイプから選ぶ

ボタンひとつですべておまかせ全自動のフルオートタイプ。ボタンで設定した湯量・湯温でお湯はりを行なうオートタイプ。じゃ口から給湯するシンプルな給湯専用タイプの3タイプがあります

設置場所から選ぶ

余裕ある設置スペースなら通常の角型タイプ、あまり場所に余裕がない場合は奥行き438mmで狭いスペースにも設置できる薄型タイプがあります。

エコキュートがどれだけ少ない電力でお湯を沸かせるかを表す年間給湯効率という数値がありますが、薄型の場合は角型より年間給湯効率は多少下がります。

住まいの地域から選ぶ

お住まいの地域に合わせて、機種を選びましょう。地域に合わないものを選んでしまうと、故障・不具合も起こりやすくなりますので、気をつけてください。

一般地向け

最低気温が−10℃までの地域なら、一般地向けの機種を設置することができます。

寒冷地向け

寒冷地向けの機種であれば、−25℃の地域でも使用することができますが、-25℃を下回る地域では使用できません。

臨海地向け

海のそばは、エコキュートも傷みやすいため、海までの距離が約300mを超え1km以内なら耐塩害仕様、距離が約300m以内なら耐重塩害仕様がおすすめとされています。

ダイキンでは一般地向け、寒冷地向けともに耐(重)塩害仕様の機種が用意されています。

おすすめのダイキン エコキュート

全体的に高性能・高品質なダイキンのエコキュートですが、その中でも特におすすめの機種を紹介します。

角型(パワフル高圧) EQ37WFV

3~5人向け容量370LのEQ37WFV。ダイキンが誇るパワフル高圧給湯を備えたフルオートタイプです。

ウルトラファインバブルアダプターを設置するとウルトラファインバブル入浴を楽しむこともできます

なんと棟梁ドットコムではこちらの機種がメーカー希望小売価格から78%OFFの大特価で案内されています。

ダイキンエコキュートの導入、あるいはダイキンエコキュートへの交換をお考えの方は一度チェックを!

角型(パワフル高圧) EQ46WFV

同じくパワフル高圧給湯を備えたフルオートタイプの4~7人向け460L容量の機種

EQ37WFVと同様にウルトラファインバブルアダプターを設置するとウルトラファインバブル入浴を楽しむこともできます。

棟梁ドットコムではこちらの機種はメーカー希望小売価格からなんと80%OFFの大特価。

ご家族の人数が多いご家庭で、ダイキンエコキュートの導入、あるいはダイキンエコキュートへの交換をお考えの方は要チェックです!

ダイキン エコキュート交換や設置にかかる費用

ダイキンのエコキュートを設置する場合の費用は、だいたい機種代込みで40〜50万円程度が相場です。

給湯タイプ、タンク形状、オプションのありなしによって少々金額はかわります。

例えばおすすめ機種として紹介した商品を棟梁ドットコムで設置する場合は、工事費・機種代で 389,275円 (税込)と紹介されています。

新規設置の場合にかかる費用の相場について

新たにエコキュートを取り付ける場合、基礎工事や配管工事など必要な工事一式でだいたい合計で20万円程度が相場です。ただし既設の給湯設備や、配管、設置場所の地盤などにより費用は変わりますので、より正確な見積もりを知りたい場合は事前見積もりで確認しましょう。

交換の場合にかかる費用の相場について

エコキュートを交換する場合の費用も新設時と同じ、だいたい20万円程度と考えておいてよさそうです。

棟梁ドットコムで交換工事を行なう場合、本体取付け、既存機器の撤去・回収、清掃、試運転・操作説明、施工保証、工事当日の駐車場代等を含めたいわゆる「工事費」は186,538円(税込み)と紹介されています。

エコキュートの買い替え、交換工事はエコキュートの棟梁へ