三菱電機IHクッキングヒーターの特徴とおすすめ機種

こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。

リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。

今回は国内シェア3位(※2014年時点)を誇る三菱電機のIHクッキングヒーターについてまとめてみました。レンジ加熱とグリル加熱を同時に行なう「レンジグリルIH」や、細やかな加熱制御で対流を起こすことができ煮込み料理に大活躍の「びっくリングIH」など、他に類を見ないような思い切った機能を開発する姿勢が魅力的なメーカーです。

三菱電機IHクッキングヒーターの特徴

三菱電機のIHクッキングヒーターに搭載されている独自機能の中でも、注目したいおすすめ機能をいくつか紹介します。

びっくリングIH

独自コイル技術の「びっくリングIH」は、対流煮込み加熱、フライパン鍋肌加熱、ぴったり加熱など、多彩な加熱方法を実現。IHクッキングヒーターの加熱の仕組みであるコイルは、通常は一気に通電する1つの渦巻状となっているのですが、三菱電機の「びっくリングIH」ではコイルが5つに分割されているのがポイント。

ぴったり加熱の機能を使えば、たとえば、小さい鍋なら内側のコイルにだけ・・・と電流を流すコイル箇所を調整できるので省エネ調理も実現。さらに電流を流すコイルを切り替えることで対流が鍋の中で生まれるという仕組み!ナルホド!

対流により鍋の中はかき混ぜられるので、長時間煮込むような調理では焦げ付きにくくなり、さらに具材にまんべんなく味を仕込む効果も。

さらに、フライパン鍋肌加熱の機能を使うことにより「びっくリングIH」は、通常IHが苦手とする「鍋の側面の加熱」も可能に。

そんな「びっくリングIH」が搭載されているのは、三菱IHの最上位モデルになります。

レンジグリルIH

レンジ加熱とグリル加熱を同時に行うことで、中をすばやく温めながら、外をこんがり焼き上げるなんて、夢のような時短調理を実現してくれるのが「レンジグリルIH」

グリル加熱だけだと中は生焼け…レンジ加熱だけだと外がしんなりしてしまう…なんてことが起こりがちですが、「レンジグリルIH」なら冷めた揚げ物などのお惣菜も内側もしっかり外側はカリッと香ばしく焼きあげるので、出来立てのような美味しさに仕上がります!解凍時間も必要なく冷凍した食材を凍ったままグリルに入れておまかせ調理もOK。また、グリル庫内は天井面まで丸ごと拭けるフラット構造で、使用後のお掃除も簡単です。

「レンジグリルIH」はREから始まるシリーズに搭載されているので要注目です。

ちなみに「レンジグリルIH」と前述の「びっくリングIH」の両方が搭載された機種は2022年1月現在はありません。「びっくリングIH」搭載機種のグリルは次に紹介する「びっクリアオーブン」となります。

びっクリアオーブン

「びっクリアオーブン」は2021年11月現在では三菱だけの熱風循環加熱方式のグリル。熱風を循環させて加熱するから、ヘルシーなノンフライ調理も手軽にできるうえ、庫内は約1kgのローストビーフや約7cmの高さがあるサザエのツボ焼き、型の高さ6cmのパウンドケーキも調理できちゃう広さ。さらに底面がフラットになったことで、お手入れもより簡単になり、今までにない、おいしさと使いやすさのオーブンと好評です。

わたしがこのオーブンで良いなと思った機能のひとつは焼き加減が開けなくても見える、グリル庫内照明。グリル照明ボタンを押すとハロゲンランプが庫内を照らし、焼き加減の確認ができます。確認のたびにドアを開けて、庫内の熱を逃がしてしまうことがなくなるって小さいようで大きなポイントです。

IHクッキングヒーターに対するイメージ

以前の記事にも書いたのですが、IHクッキングヒーターというとガスコンロとの比較として「火力が弱いんじゃないの?」という疑問をよく聞きますが、実はそうではありません。IHは炎は使いませんが、磁力線によってコンロ上の鍋やフライパンだけを発熱するという、非常に熱効率の良いコンロなのです。ガスコンロの場合は、熱が周辺にも逃げてしまうため、熱効率としては約40~55%しかないと言われていますが、IHコンロは、直接IHに触れている鍋やフライパンが発熱するため、熱効率は約90%で、ガスコンロよりも2倍近い熱効率を持っています。例えばある実験では、3kWのIHとガスコンロのハイカロリーバーナーで1Lの水を100℃まで上げる時間を比較したところ、IHコンロの方は2分半で100℃に達したのに対し、ガスコンロでは100℃になるまでに4分以上かかった、という結果も出ています。つまり、IHコンロはガスコンロと比較して実際に火力が弱いわけではなく、炎が目に見えないためガスコンロよりも火力が弱い印象を持ってしまうということなのかもしれません。

また「ガスコンロに比べて高価なんでしょ?」という声もかつてはよく上がっていたようですが、現在はお手頃な機種もたくさん出ており、棟梁ドットコムでも50,000円台の三菱の機種もあります。

三菱電機IHクッキングヒーターシリーズ比較

びっくリングIH・びっクリアオーブン搭載シリーズ

対流機能までついた「びっくリングIH」搭載のシリーズは三菱電機のIHクッキングヒーター最高峰のPTシリーズ、上位機種のTシリーズです。「びっくリングIH」の機能のうち、鍋肌加熱や大なべも加熱できる従来のコイルサイズより大口径のコイル「びっくリングコイルV(バリュー)」搭載機種はTシリーズと奥一口がラジエントヒータであるGシリーズになります。

こちらのすべての機種に搭載されているグリルは「びっクリアオーブン」ですので、もし対流加熱やぴったり加熱など細やかな加熱機能は必要ないかも?と言う方には少しお手頃になるTシリーズ・Gシリーズはおすすめです!

レンジグリルIH搭載シリーズ

中をすばやく温めながら、外をこんがり焼き上げる、レンジ加熱とグリル加熱を同時行なう「レンジグリルIH」搭載の機種は三菱電機のIHクッキングヒータのうちREの文字から始まる6機種。時短調理を実現したい忙しいご家庭にはぴったりのシリーズだと思います。

らく楽IH

みんなにカンタン、みんなに親切設計。”がキャッチコピーのCS-G221AKSは、見まもりセンサーや音声ナビなどの親切機能満載の機種で、高齢の方などに特におすすめ。グリルは水はり不要の両面自動焼きグリルで、調理もお手入れもお手軽です。

simpleIH・Mシリーズ

この2つのシリーズは、洗練されたデザインと使いやすさに着目したシンプルさが魅力です。どちらもオール上面操作で、前面がスッキリしているのが特長。simpleIHの方は、グリル無しですが例えば大きなオーブンレンジを別に持っているからコンロのグリル機能はあまり使わないかもというお宅にはピッタリかもしれません!

おすすめの機種は?

わたしが選ぶなら、間違いなく「びっくリングIH」搭載、しかも「びっくリングコイルV(バリュー)」ではなく対流煮込み加熱機能も付いたPTシリーズの機種にします!なぜなら縦長のたまご焼き用のフライパンでは上下のコイルだけで加熱、などの無駄のない感じが電気で制御するIHクッキングヒーターならではの素晴らしい機能だと思うから。また対流機能のおかげで苦労して下処理した食材をお玉でザクッと崩してしまうなどの悲劇を防ぐことができるなんてとっても魅力的です。定価では50万円近くするこの機種も例えば棟梁ドットコムでは70%OFFの139,999円になっているのも大きな決め手の一つです!

三菱電機のIHクッキングヒーターが気になった皆さん、ぜひご検討ください。

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