こんにちは。自分たちでできることは自分たちでやってできるだけコストは抑えながら、少しでも快適でおしゃれな住環境にしたい!と日々考えている主婦あづさです。
リフォームやその他おうちのことを考えている皆さんのお役に立てるような記事を主婦目線でどんどん発信していきたいと思います。
レンジフードを使用して10年以上経過しており、スイッチを押しても正常に稼働しない、吸い込みが弱くなってきている、異音がするなどの不調が見られるようになってきたから修理したい・・・と検討中の皆さまにお伝えしたいことがあります!10年以上たっているレンジフードは修理をしたとしてもまたすぐに不調が出て割高になってしまう可能性もあるのです。その場合はいっそのこと交換を考えてみた方がいいかもしれません。。
そこで今回はレンジフードのメジャーなメーカーを紹介していきます。レンジフード交換をご検討の際の参考にしてくださいね!
レンジフードの交換時期
まずレンジフードの耐用年数ですが、約10年と考えておいたら良いようです。理由は経年による劣化やスイッチの故障・モーターの故障が考えられます。
10年程度を経過したレンジフードで、スイッチを押しても正常に稼働しない、明らかに吸い込みが弱くなってきている、異音がする、振動が出ているなどの場合は、交換を視野に入れて検討されることをおすすめします。
レンジフードの種類
ところでレンジフードと一言で言っても、実はいくつかのタイプがあることをご存知ですか?レンジフードはフード(カバー部分)とファン(換気扇)で構成されていますがそれぞれにタイプがあります。
フードの形状
ブーツ型は普及率の高いスタンダードなレンジフードで、どんなキッチンにも設置しやすく、価格も比較的お手頃。また煙を集めやすい形状が特徴ですが、お手入れがやや難しいかもしれません。
スリム型は最近人気急上昇の型で、スタイリッシュな見た目です。また形状がシンプルなのでお手入れは比較的楽です。
フラット型は薄型で、天井が低いお部屋でも設置可能。設置スペースが制限されている場合はこのフラット型を選択肢に入れておくのもありです。
ファンの種類
ひとつめはプロペラファン。扇風機のような羽で煙などを排出します。特徴は「価格が安価」と「風量が強力」ですが、直接外につながっているため戸建てでしか設置できず、風の影響も受けやすく風の具合によって換気量に影響がでることもあります。
つぎはシロッコファン。シロッコファンは細長い板状の羽根が筒状にとりつけられているファンで、ダクトを使って屋外に煙などを排出します。ダクトで喚起できるので、外に直に接していないマンションなどでも利用でき、現在主流のタイプです。
そしてもう一つがターボファンというもので、形状や特徴もちょうどプロペラファンとシロッコファンの良いとこどりという感じです。ただし価格は少々高価で、シロッコファンほど幅広い住宅に取り付けることができないという点には気をつけましょう。
レンジフードのサイズ
レンジフードの幅は60cm、75cm、90cmの3種類の規格があり、サイズ変更をすることが難しい設備のひとつなので、交換の場合は元のものと同じサイズへの交換が基本です。
また、消防法によりレンジフードは、調理機器のトッププレートのサイズ幅以上のものを設置しないといけないと決まってることも忘れてはいけないポイントとなります。
レンジフードの人気メーカー
さあ、ではどのようなメーカーのレンジフードが人気なのか見ていきましょう。2021年7月の価格ドットコムの売れ筋ランキングでは、人気機種トップのうち、約8割がパナソニック、残りの2割がノーリツ・リンナイ・パロマとなっているようです。
ちなみにランクインしている機種のうち「プロペラファン」型の窓取り付けタイプのものは、正確には「レンジフード」ではありませんので、今回の記事からは外しております。
また棟梁ドットコム内での売れ筋ランキングトップ10でもトップ3を含む5割をパナソニックが独占し、残りをノーリツ・リンナイで二分しています。
他にもLIXIL(リクシル)、クリナップ、三菱電機、富士工業と多くのメーカーがレンジフードを製造販売しています。この中でも富士工業は自社ブランドでの販売だけでなくパロマ、リンナイ、LIXILなどシステムキッチンメーカーやガス器具メーカーにOEM(相手先ブランド名製造)での納入も行なっていて、実は一般家庭用レンジフードシェアは国内首位です!
それぞれのメーカーの特徴など
それでは多くのランキングサイトでトップを誇るメーカーのレンジフードについてその特徴やイチオシの機能についてみていきましょう。
パナソニック
【特徴】
パナソニックのレンジフードには自動洗浄機能が付いているタイプがあります。機能面では、独自機能のエコナビやDCモーターなど、省エネ効果が高いことが特徴です。誰もが知るトップブランドで、安心して製品をお使いいただけるメーカーだと思います。またIHコンロの主要メーカーでもありますので、IHコンロと連動するレンジフードをご希望の場合もぜひご検討ください!
【イチオシ機能&機種】
エコナビと自動洗浄機能がついた最上位機種は、新構造のファンフィルター採用しており、ファンフィルターで集めた油汚れはなんと自動洗浄するという頼もしさ!ただ、やはりお値段も高めではあります・・・。「ときどきなら、そしてめんどくさくないなら自分でお手入れしてもいいからもう少しお手頃だといいな」という方にピッタリなのが、水につけるだけで汚れが落ちる親水性塗装のアクアイージィクリーンフィルター搭載のシリーズ。こちらは自動洗浄機能付きのものに比べるとお値段は半分程度で、お手入れも実に簡単というおすすめの機種です。
ノーリツ
【特徴】
ノーリツと言えばガス給湯器やコンロのメーカーとして有名ですよね。レンジフードはコンロとセットで考えられることが多いので、このように、コンロやキッチンのメーカーが合わせて販売していることが多いのです。
そんなノーリツのレンジフードは同じグレード機種であればコンロとの連動・非連動をはじめ、ファンのタイプもシロッコ、ターボ、プロペラから選べるのが特徴。「ちょうどいい」をセレクトしやすいメーカーだと言えますね。
また上位機種はノンフィルターでお手入れが楽ちんなのもポイントです。
【イチオシ機能&機種】
ノーリツのレンジフードでおすすめの機能は上位機種に搭載の、明るさ・色味が選べるLED照明。アイランド型のキッチンなど、お部屋の中でキッチンの存在感があるお宅では、レンジフードの照明を選んで居住空間とよりマッチしたキッチンに!
またお手入れを簡単にしてくれる「付着した油を水滴状に弾くオイルガード塗装」「フッ素ナノコート」もおすすめです。
リンナイ
【特徴】
こちらも先ほどのノーリツと同じくガスコンロのメーカーとしても有名ですね。さまざまなグレードのコンロとの連動や、お手入れの簡素化にこだわっているのが特徴です。特に上位機種では「10年間ファンのお掃除不要のオイルスマッシャー」機能、スタンダード機種では「使い捨てエコシアフィルタ」などなど、どのグレードの機種でもお手入れは楽にしたい!というユーザーの熱い(笑)思いに応えてくれそうです。
【イチオシ機能&機種】
なんといっても気になるのはやはりレンジフード内部もファンもお掃除が不要とうたわれるオイルスマッシャー機能ではないでしょうか。リンナイの最上位機種搭載の機能で、お値段も多少高めになりますが、「10年間お掃除不要」のキャッチコピーの魅力はわたしにとって魅力絶大です!
パロマ
【特徴】
こちらもガスコンロのメーカーとしても有名ですね。パロマのレンジフードは上位機種ではビルトインコンロと連動するから付け忘れ・消し忘れも防げて安心です。
【イチオシ機能&機種】
パロマのレンジフードでおすすめの機能は上位機種に搭載されている独自のホーロー製部品ではないでしょうか。コーティングのされたホーロー製部品であれば汚れてもサッとふくだけ、洗う際も食洗機でも、ごしごし洗いもOKです。
まとめ
さて、ここまでレンジフードの主要メーカーの特徴などを見てきましたが、いかがでしたか?「この機能ぜったい欲しいなぁ」というような機能があったとしても、お使いのコンロとは連動できなかったり、サイズ的に合わなかったり、などの可能性もありますので、まずはお気軽に交換業者さんにお尋ねくださいね!
またコンロと同時にレンジフードを設置したお宅の場合、レンジフードに不調が出てくるタイミングになるとコンロにも不調が出てくる可能性もあります。
同じタイミングでの交換であれば、コンロとの連動機能など、選べる最新機能も増える可能性がありますのでチェックをお忘れなく!