エコキュートの交換工事の事例を紹介します。
現在のお住まいの新築時に設置して以来16年間使用していた電気温水器の温度調節に不具合が発生するようになりました。
太陽光発電を利用していることもあり、電気温水器の修理ではなく、エコキュートへの交換を希望されました。
また高い買い物であること、お湯が使えなくなると日常生活への影響が大きいことなどの理由により、機器トラブルへの対処として10年の延長保証へもご加入されました。
あいさつとヒアリングを行います。
今回は電気温水器からエコキュートの交換を行います。
既存設備の設置環境の確認後、工事にあたってのご希望などを伺い、お見積もり金額と作業内容の説明をいたします。
搬入と搬出の経路を確認します。
エコキュートは60kgもの重さがあり、高さも2m近いので、安全に搬入や搬出を行うことができる経路の確認をします。
搬入出経路や作業場所を丁寧に養生します。
お住まいに傷がつかないように搬入出経路や宅内のリモコン設置場所、分電盤、浴室周辺などを養生します。
既設の電気温水器を撤去します。
配線や配管を取り外し、水抜きを行います。
タンクの大きさにもよりますが、水が抜けるまで40分程かかりました。
※工事完了までお湯は使えませんが、水道や電気は利用可能です。
電気温水器を搬出します。
電気温水器を基礎から取り外して搬出します。
取り外した後の基礎や配管周りを清掃します。
エコキュートを搬入します。
エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットから成ります。
貯湯タンクは男性2名で運んでも重いので、安全のため声かけをしながら運びます。
エコキュートを設置します。
今回は強度が保てると判断ができたので、既存の基礎を利用して設置を行います。
基礎にアンカーを打ち貯湯タンクを固定し設置します。
ヒートポンプを設置します。
貯湯タンク付近へヒートポンプユニットを設置して、配管と電源の接続を行います。
タンクへ配管、電源接続をします。
配管と電源をそれぞれ繋いでいきます。
保温、凍結防止のため、配管(三層管)は保温材付きのものを使用します。
むき出しになっている継手から放熱しないようにしっかりと保温材を巻きます。
リモコンの交換をします。
台所用のリモコンと浴室用のリモコンを交換します。
水平に取付け、コーキングを行いしっかりと防水をします。
浴室の壁は傷つきやすいので、以前のリモコンを外す際はゆっくりと慎重に作業を行います。
エア抜きを行います。
タンクや配管などに溜まっている空気を抜く作業を行います。
試運転を行います。
元栓を開け、タンクに給水を行います。
ブレーカを上げて電源を供給し、試運転モードで浴槽にお湯を張ります。
水漏れがないか、ヒートポンプのファンが回っているかなど動作状況を確認します。
操作の説明と設置状況の確認を行います。
リモコンの使い方や使用上の注意などを説明した後、設置したエコキュートを確認していただきます。
交換後すぐはお湯が勢いよく出ることがありますのでご注意ください。
養生の撤去と清掃を行います。
養生の撤去を行い、清掃をします。
棟梁ドットコムの職人は作業前よりきれいにして退室することを心がけております。
エコキュートの設置工事が完了しました。
完工書へサインをいただき、工事の完了となります。